正直に言う。若くありたい。

「せめて老化の速度を遅くしたいよね。」とか言いつつ、本心は老化、止めたい!

太白(たいはく)胡麻油でアーユルヴェーダ風オイルケア!『ちつのトリセツ 劣化はとまる』より

time 2017/05/11

太白(たいはく)胡麻油でアーユルヴェーダ風オイルケア!『ちつのトリセツ 劣化はとまる』より

美容と健康の要はオイル!と言わんばかりにオイルづいています。
最近またひとつ、新しく試したオイルがあります。

『ちつのトリセツ 劣化はとまる』
著者:原田 純
指導・監修:たつの ゆりこ(たつの ゆりこさんはBe born助産院・産後養生院の院長)
という興味深いタイトルの本を読んだのがきっかけです。

劣化はとまる=アンチエイジング、と頭の中で自動変換され、この言葉が視界に入るとほぼ確実に二度見をして凝視しますからね。

本の目次の各章についている題名を読むと「未知の世界」感が満載です。

第1章 女性器について知る
女性はすべての穴をケアしなければならない

第2章 女性器劣化はこうして起きる
あなたの膣は、大丈夫ですか?

第3章 劣化によって起る諸問題
女性器がおとろえるとどうなるの?

第4章 セルフケアについて知る
準備するもの

第5章 セルフケア 実技編
さあ、やってみよう!

第6章 体験レポート
衝撃の連続!ここまで変わる

全6章。勉強になりつつも面白く1日で一気に読んでしまいました。

性交があろうとなかろうと、若かろうと、高齢であろうと、閉経していても、ちつや女性器のケアはしなければならないということと、その方法を教えてくれます。

ちつケアや会陰(えいん)マッサージの存在を知らなかったので、読んでみて始めて知ることが多くかなり新鮮でした。

会陰マッサージは出産経験のある方はご存知なのかもしれないですね。
出産前後で習う(指導される?)ようですが、出産経験ナシの独身アラフォーの私にははじめての言葉でした。

ちつや女性器が「放っておくと劣化する」という事実をリアルに知ることができて、いい感じに危機感を目覚めさせてもらいつつ、「こんなケアしなければならない場所だったとは!」と勉強になりますよ。

髪や顔や肌の劣化の対処に集中していたけど、ここにきて女性器劣化のケアにまで手を出すことに・・・。

本の中では究極のアンチエイジングとして、セルフケアが3つ紹介されています。

1.オイルケア入浴と、なで洗い
2.会陰マッサージ
3.骨盤底筋体操

この3つを並行して行うと即効性があり、たとえ高齢であっても効果があらわれやすいようです。

骨盤底筋体操はここ数年でだいぶ耳にするようになってきていますよね。
(私にとっては何度か挑戦しつつも継続できずにいる筋トレのひとつですが・・。)

アラフォーとしてはこりゃ一気に3つに挑戦すべきかなと思いつつも、
まずはやりやすそうなのから体になじませて習慣化させていこうかなと思います。

で、まずオイル信者の私が興味を持ったのが「オイルケア入浴」。

今回は1番目のオイルケア入浴と使うオイルについて書いておこうと思います!

筆者がおすすめしている「オイルケア入浴」はアーユルヴェーダの”アビヤンガ・スヴェーダナ(オイルをぬったあとあたためるという意味)”という治療法がもとになっているそうです。

オイルを塗り、そのあと、うっすら汗をかくまであたためる。

この「オイルを塗ったあとにあたためる」ことが大切なんですって。

アーユルヴェーダでは、オイルを塗りながら軽くマッサージしたあと、バスローブなどを着たまま15分くらいあたたかい部屋で過ごし、体にオイルがしみ込んでからシャワーでオイルを落とすという方法が推奨されているそうです。

ですが、筆者は日本の住環境でそんなにあたたかい部屋はなかなかないのでは、ということで、あたたかくしたお風呂場でオイルを塗ることをおすすめしてくれています。

そのあとシャワーで落としてもそれなりの効果はあると書かれていましたが、せっかくならしっかりあたためるために、オイルを体に塗ったあと、そのまま湯船に入ってしまう!という。

オイルを塗った体で湯船につかるのはなかなか驚きでした。でも確実に汗をかくまであたたまれるし、なるほどなぁと。人によってはできない環境もあるかと思いますが。

そして湯船のなかで、薄手のタオルやお風呂用手袋などを使ってやさしくなで洗う。

筆者も「オイルをつけたまま湯船に・・。」「湯船にタオルを入れる・・。」「お湯が汚れるのでは・・。」とためらいを持たれることを承知で、しっかり体をあたためることの効果やお風呂場の掃除方法など、実際に実践して効果を実感している筆者ならではの方法も記載されていました。

ちなみに注意事項として、オイルケア入浴となで洗いは、生理が始まってからの3日間や、熱がある、食欲がない、炎症があるなど、体調が思わしくないとき、食後すぐには行わないでください。妊娠している人は、かならず専門家の指導の元で行ってくださいとのことです。

マッサージ用のオイルとしておすすめされていたものが
アーユルヴェーダが推奨するスキン用セサミオイルや
化粧品グレードのスイートアーモンドオイルなどがありました。
セサミオイルとはゴマ油のことです。
オイルケアに使うのは炒りゴマを絞った茶色のゴマ油ではなく、生のゴマを絞った透明(あるいは薄い黄色)のゴマ油です。

セサミオイルの効用を初めて知ったのですが、なかなかすごいです!

【セサミオイルの効用】
皮膚からの浸透力が高く、浸透すると体内の活性酸素を減らし、体力増強・肌色向上・精力増強・老化予防などの効果の他、排毒効果やひきしめ効果、脳の強壮効果などもある。

食用のオイルを使用する場合は、かならず「キュアリング」を行いましょう、ということで、「キュアリング」とはなんぞやと思ったところでキュアリング方法も記載されていました。

【キュアリングの方法】
食用油(茶色いゴマ油は使用不可)を鍋に入れ、100度まで熱したら火を止めて、そのまま冷ます。
冷めたら容器に保存する。

これをキュアリングというそうで、私は始めて知ったのですが、検索したらいっぱいやり方が出てきました。

温度についていろいろな情報がありましたが、最低でも70度以上にした方がよさそうで、110度以上にしてはいけないようです。加熱して火を止めたあとも温度が上昇するので、加熱は90~100度くらいまでが良さそう。

私はビンごと湯煎でやってみました。

ビンのふたは開けておいて、加熱したらあふれてしまうようなので大さじ3ほど少なくしました。湯煎だと80度くらいになるまででもけっこう時間がかかったので、次やるときは直接鍋に入れてやってみようかと考えています。

オイルを用意して、いざ、オイルケア!

ですが、全身にオイル塗って湯船に入ることがやはりためらわれてしまい。
オイルを塗った体を「うっすら汗がでるくらいあたためる」ことが必要であれば、かるく有酸素運動してあたためよう!と思い至りまして。

減量のために週4~5回(サボるときもあるけど)家の中で30分ほどエアロバイクをこいでいるので、エアロバイクで体をあたためることにしました。

ちなみに、オイルをぬった後はフットカバー(ベリーショートソックス)をはくとすべらない(浴室内でも)と書かれていたのではいて、ショートパンツにTシャツでエアロバイクをこぎましたよ。

思ったよりもさらさらしたオイルだったのでベッタベタ感もなく、まあいつもどおりにエアロバイクを30分ほどこいで汗をかきました。

オイルをぬっているせいなのかなんなのか、いつもよりも汗が大量に出た気がします。
腕にも汗をかきますが、手の甲にも汗がふきだしてびっくり。

その後シャワーでオイルを流して無事に初のオイルケア終了。

まだ1回しかしていませんが、なんか、いいかも。

体に良いことをしている気がして満足。
今度は湯船でもやってみてなで洗いもちゃんとやってみようと思います。

そして、その先の会陰マッサージと未知の世界へ進もうかと・・・。

まずは、ごま油のオイルケア、気に入りました!

ちつケアを意識される方はもちろん、スキンケアにオイルをとり入れている方にも良いかと思います!

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