ここ約11カ月の間、定期的にVIOゾーン全てブラジリアンワックスを続けて8回目を完了。2回目からは光脱毛も併用し、全ての毛をオフする方向で歩み続けています。それなのに「全て無毛にしていいのだろうか」というためらいは思いの外根強く思い続けていました。少し前までは。
とりあえずブラジリアンワックスは一時的にツルツルになるけれども永久脱毛ではないので、時間がたてば生えてくる。光脱毛も数回やったくらいではツルツルにはならないので生えてくる。
この「生えてくる」ことを「脱毛を中止したら、生えた状態にもどせる」という安心材料として、心のどこかで完全ツルツルへのためらいを捨て切れずにいたんです。
ブラジリアンワックスをはじめて決行するときは、「ツルツルにしたらこんなに快適!」というプラス情報をネットで漁っては背中を押す材料にしたものですが、同時に「ツルツルにして後悔した」情報だって溢れているんですよね。
ツルツルためらい派意見の主なところ(私の独断収集による)
・温泉など、素っ裸を見られる場所でのアウェー感
・パートナー(主として日本人)にどう思われるかへの不安感
・幼児性が強調される気がする(大人の女性感が消える)
あたりかなと。
脱毛をし始めたころから数カ月の間は、私をためらわせる一番の理由は「温泉」でしたね。
自分一人で行くならまぁ、いいかとも思ったのですが、微妙な距離感の友人(知人)あたりと温泉など行くことになった時に、率先して無毛の理由を語るのも変だし、かと言って内心驚かれるのもなんだなぁ、と。
(まだ身近にツルツル派が多いとは思われないので。・・実はみんな人知れずツルツルだったりするかもですが)
ただ、そんなことは脱毛して快適さを実感する日々に満足しているうちに、問題ではなくなってしまいました。快適さに加えて、無毛状態に自分の目が慣れてしまったし。
温泉問題が消え去った後、「ツルツルにしてしまっていいのか」をためらう一番の原因は、無毛であることそのものよりも、「戻せない状態に踏み切った後、後悔しないだろうか」という心の不安でした。
これは、何もVIOゾーン無毛化計画に限ることではなく、たとえば「これ使ってないけど、捨てたら後悔しないかなぁ」に似ている不安かと。
「後悔する自分」に出会う不安。
これ。
とはいえ、「毛があれば良かったーーー!!」って思うシチュエーションってどんなだろう。
と思うも出てこず。
それなのに、わずかなためらいが心の片隅に存在している。
が、一瞬にして、
「よーーーーっしっ!ツルッツル決定!」
「一刻も早くツルツルへ!」
と思考の転換が置きました。
なぜなら、生えてくる毛に白髪を発見したから。
白髪のインパクト、大。
強大。
耳にしたことはありました。ちょうど40代に入り始めた人たちから
「アンダーヘアに白髪を発見した時のショックたるやすさまじい」と。
でも他人事でしたね。自分の身に降りかかっていなかったので。
ちなみに頭髪にはだいぶ前(30歳頃)から白髪が生えてくるゾーンが少しですがあるので、白髪免疫はゼロではないはずなんです。
頭髪に白髪が登場したのは、ちょうど生活リズムが激烈にハードになった時だったので、ストレスがきっかけかなぁ等、それなりに納得できる要因がありました。
ショックはショックでしたが、カラーリングしていることもあり、もはや気にしていません。
アンダーヘアの白髪は純粋に「老化」を感じさせる象徴にしか思えない。
これからさらに増えるであろう白髪をカウントするなんてヤだ。
私が望んでいたのは黒い毛。
根こそぎ撲滅確定。
強い覚悟をありがとう、白髪。
なんだか残念な理由ですが、すっきり踏ん切りがついたので、このままツルツルになるまで定期的な脱毛をもうちょっと続けます。