喫煙は美容の天敵だとわかっていてもタバコを止められませんでした。
タバコが値上がりする度に「禁煙する」と宣言するに人たちに「すごいねー」「えらいなー」と言いながら、自分は止める気がさらさらない状態。
「タバコは老化を促進する」「肌にとって良くないのは当たり前」「健康にももちろん良くない」ということを理解はできても、禁煙するための動機にはなりませんでした。
禁煙は本人が止める気にならない限り無理ですね。
本人が「止めよう」と本気に思う瞬間は、ささいなことから重大なことまで千差万別。誰かの何気ない一言だったり、お医者さんからの本気の忠告だったり。
私は約18年間喫煙していました。止める気が無かったのに禁煙しようと思ったきっかけは、ささやか過ぎて不思議なものです。
喫煙仲間のいつもの「禁煙しよっかな~」の一言を聞いた時「私が先に止める」と思ったんです。それがきっかけ。同時に「私には禁煙する選択もあったんだ」と初めて実感しました。
「禁煙しよう」と思うきっかけは、実は身近に転がっているのかもしれませんね。
ただ、きっかけはあっても、実際に禁煙しようとした時、自分にピッタリな方法を見つけるのが難しい!
「禁煙しよう」と決めた時、私は『禁煙セラピー』という本を読むことをおすすめします。私はこの本で禁煙できました。
1日だいたい2箱のマイルドセブン(止めるころにはメビウスに名前が変更)が当たり前の生活でしたが、止められました。
止めてからもうすぐ3年、吸いたい欲求が発生しないまま過ごしています。
こんなにきれいに止められるとはすごいな、と思っています。
アレン・カーさんの『禁煙セラピー』。アマゾンのレビューが高かったので、これで禁煙できそうと思い購入しました。
でもね、買ってから読み始めるまで、1か月くらいかかりました。
ずっとバッグの中に入れて読み始められなかったんです。
「これ読んだらタバコを止めることになる・・・さびしい~」って思って。
1か月ほどしてからやっと読み始めましたよ。タバコを吸いながら。
1回読み終わって、すぐに2回目を読み始め、2回目を読み終わるタイミングで喫煙生活を終了、ノンスモーカーとしてスタートを切りました。
この本で私が喫煙を止められた理由は、「タバコがどれくらい害があるものか」を説明されなかったこと、そして「タバコが大好きって、それ、思い込んでいるだけだよ」と思考を訂正してもらえたからだと思っています。
”食後にタバコで一服して幸福感と満足感を実感する”
”コーヒーを飲みながら一服してストレスを解消する”
それらは「タバコのおかげで得られているリラックスだ。って、思い込んでいるだけで、勘違いだからー!」と気づかせてもらいました。
タバコを吸わない人は、
”食後にタバコを吸わなくても幸福感と満足感を得ている”し、
”コーヒーを飲むだけでストレス解消するひと時が得られる”と気がつきました。
タバコによって得られている幸せは、タバコが無くても得られる幸せだと、思考を変えられたんです。
ノンスモーカーになれるんだ~!って喜んでタバコを吸うことを止めるという、そんな流れで止めました。
ただ、この本を読む時の姿勢として、「この本を読んで止めるぞー!」と積極的な気持ちで挑まないと効果がないと思います。
「タバコ好き」と洗脳されていた頭を「タバコ好きでも嫌いでもない」に洗脳しなおすことで効果が出ます。
「よーし、この考えにノッてみよう!」という気持ちが自分を禁煙方向に持っていけます。
思い込みを変える、思考の変化、ってすごいなと実感した体験ですね。
習慣は変えられます!