
5,6年前に「食べないダイエット」で減量に励んでいた頃、生理不順になったことがあります。
定期的にきていた生理がこなくなって3ヶ月目、放置しておくのは良くないと思い病院に行きました。
排卵をおこさせる薬を服用して生理がきて、その後約半年か1年程で薬を服用せずに生理がくるリズムにもどった経験があります。
その生理不順になったころ、病院に行く前に基礎体温を起床時に計って記録してみたんです。
すると、だいたい35度台。35.6~35.8位をうろうろしていた気がします。
上がっても36.2~36.3位だったはず。
思いがけず低体温であるこを知って軽くショックでした(36度以下が低体温といわれるらしい)。
体温が1度高いと基礎代謝が約13%アップするとも聞くので、低体温だとダイエットにも良くないし、
体温が1度下がると、免疫力は30%下がるなんて数字を見ると健康そのものにも悪影響。
免疫力に関しては、
・体温が上がると血流の流れが良くなり、血液の中にある細菌やウイルスを駆除する成分が体中をめぐることができるので免疫力が上がる。
・体温が下がると血流の流れが悪くなり、体内に異物を発見しても駆除する成分が集まりにくいから免疫力が低下する。
という理由のようです。
「低体温」の原因はいろいろ考えられるようですが、「食べないダイエット」に励んでいた当時の私が一番思い当たった原因は『筋肉量の低下』。
ろくな運動をせずに食事制限だけで体重を減らしていれば、まっさきに減るのは筋肉ですよね。
実際、ダイエットをやめたら、ほんの少しずつ朝の基礎体温が上がりだしました。
(ちなみにダイエットをやめたのは、低体温を解消するためというよりも、禁煙したら今までのダイエット方法ではたちうちできないほど太りはじめて・・辛くなったのでダイエット一時中止を・・)
半年から1年くらいかかって、朝の基礎体温が35度台を見なくなってきたと思います。
ちょうど、生理も薬無しでちゃんとくるようになってきたころと一致した記憶があります。
(生理不順の原因は体温だけでなくストレスなども関係していたと思われます)
私なりに基礎体温がわずかでも上向きになった要因は、
・「食べない」ダイエットをやめた
・睡眠時間が長くなった
ように思っています。
食べないダイエットの時、筋肉も減っていたと思うんですが睡眠時間が短くなっていたんですよね。
空腹で寝ているせいなのかなんなのか、すぐ起きちゃう。
夜中の0時前後に寝て、3時、4時に目が覚める。ひどいと2時。
また寝ようとするけど、あまり寝られない。
非常に質の悪い睡眠だと思います。
睡眠障害なのかとか思っていろいろ検索したりしましたが、解決策は見い出せませんでした。
ある程度ちゃんと食べて、自分をダイエットから解放していたらいつのまにか寝られるようになってました。
ストレスも原因だったかと思いますが、規則正しい生活って大切なのだと思います。
ここ1,2年の基礎体温はだいたい36.2度前後。高温期になると36.5度を少し超える程度になりました。
生理も毎月やってきます。
私としては大きな進歩なんですが、理想とする平熱を調べてビックリ。
36.5度~37度 なんですと!
なんとハイレベルな。
高温期でやっと手の届く領域ですよ。
はぁ~、そうなんですか、という感じで心のスミに置いておいた情報なんですが、
思いがけずその神の領域に入り込むことができたんです。
朝の白湯。
これ、美容関係の本を読んで「よし!やっぱり白湯はいいのか!」と奮起して毎朝飲み始め、昼間も常温の水から白湯へチェンジ。
※この本↓ 本の中で白湯を勧める箇所はありますが、白湯をメインにした内容ではないです。
八藤浩志(はっとう ひろし)さんの『見た目が若いは、武器になる。』
数日かそこらで基礎体温の上昇を実感しました(日数の記憶は少しあいまい)。
高温期でもないのに36.5度超えを見るようになったんです。そして高温期にはその上をいく37度にギリギリ届かないくらいまで。
自己最高記録。
白湯すごいなと感動。
とはいえ、ただ白湯を飲めば良いわけではないとも実感。
なぜなら、運動せずに食事制限だけで減量しようとダイエットしていた時も、毎朝白湯を飲んでいた時期があったんです。
でも、運動をせず食事だけ抜いて、ストレスもためて睡眠も質も悪い状態の時では、白湯を飲んでも基礎体温を上げることはできなかったんです。
きっと必要な栄養素や睡眠時間、適切なストレスなど、一般的に規則正しい生活があった上での白湯効果なのかなと思います。
36.5度~37度の平熱が定着するまで、まだ期間が必要だと思いますが地道に体をあっためていこうと思います。
夏になるとついつい冷たいものを食べたり飲んだりする機会が増えてしましますが、体を冷やさないように白湯、飲んでいこう。おすすめです。