『ちつのトリセツ 劣化はとまる』
(指導・監修者 たつの ゆりこ)
(著者 原田 純)
究極のアンチエイジングとして、この本で紹介されているセルフケアは以下の3つです。
1.オイルケア入浴と、なで洗い
2.会陰(えいん)マッサージ
3.骨盤底筋体操
1のオイルケア入浴を私なりに実践した記事と、会陰マッサージの継続で実感した効果についてはこちら
今回は、2の会陰マッサージについて記しておきたいと思います!
オイルケア入浴に比べて、なかなか取り組みずらかったのですが、
本の中の
『会陰マッサージは、骨盤底筋にうるおいと弾力を与えてくれます。
女性特有の不調を改善する絶大な効果があるだけでなく、
最近の若い女性の悩みであるデリケートゾーンの黒ずみやにおいの改善にも効果を発揮します』
という記述にやる気を刺激されました。
以前から骨盤底筋を鍛えたいと思っていたことに加えて、
黒ずみの改善、これがかなり魅力的です。
私は約1年前からVIOゾーンをワックス脱毛し、光脱毛も併用しています。
毛がなくなると色素沈着が否応なく目立ち、願わくばより自然な肌色になれたらという気持ちは増すばかり。
無毛化への道を歩んでいる私にとって「黒ずみ」対策が徐々に大きな課題・・・。
会陰マッサージの方法は、『ちつのトリセツ 劣化はとまる』の本でとても詳しく説明されているので、やってみようっという方はぜひ、本を読むことをおすすめします!
ごく簡単に説明すると、
・入浴後の体があたたかいうちに始める
・オイルを手に取り、外性器をマッサージする
・指にオイルをつけ、指を膣の中に入れ膣内のマッサージする
(※使用するオイルはセサミオイル、スイートアーモンドオイル、アーユルヴェーダのスキン用オイルのいずれか)
私は入浴やシャワー後の濡れた体に保湿のためにオイルをぬることを習慣にしているので、そのときのボディ用オイルをセサミオイル(オイルケア入浴のために用意したもの)にして、やってみました。
外性器をマッサージしつつオイルをぬるのは抵抗なくできましたが、膣に指を入れるということに少しためらい感が。
でも、オイルをつけているので痛みもなく入れることができました。
最初は人差し指を第2関節まで入れて、膣内をぐっ、ぐっ、ぐっと押していく。
指を動かすのは、時計でいうと9時から12時を通って3時までの範囲。
次に親指にオイルをつけて、親指の腹を下に向けて入れ、膣の中の親指と会陰の上に置いた人差し指で会陰をはさみ、やさしくもみほぐす。
親指以外の指は軽く握り、親指の腹で膣のお尻側を押していく。
押すのは時計でいうと3時から6時を通って9時までの範囲。
人差し指で膣内のおなか側の壁、親指で膣内の背中(お尻)側の壁を押していく感じです。
そして、指を入れたときに、膣の中を確認するように、とも記載されています。
膣壁を確認することで、尿道瘤・膀胱瘤・子宮下垂・直腸瘤になっていないか確認することができると。
本を読むまで知らなかったのですが、
骨盤底筋がおとろえると、骨盤内の臓器が下がってきて、それに押されて膣がへこみ、膣のなかにそれらの臓器が出っ張ってくるんですって。
膣の中に尿道が出っ張ってくるのが尿道瘤。
膀胱が出っ張ってくるのが膀胱瘤。
子宮が下がってくるのが子宮下垂。
直腸が出っ張ってくるのが直腸瘤。
膣の中でこれらが出っ張ってきても、ほとんど自覚症状が無いので気がつかないようです。
これらの臓器が子宮口から飛び出してくる「骨盤臓器脱」になってはじめて気がつくようです。
骨盤臓器脱は、骨盤内の膀胱や子宮や直腸などが、膣壁もろとも膣口から出てきてしまう女性特有の疾患。
膣壁をさわって、出っ張りがあると感じたら、すぐに骨盤底筋を始めた方が良いとアドバイスされていました。
実際に指を入れてさわって確認をするも、
「これは、出っ張りなのか!?」と明確に判断しずらいというのが私の感想。
なにせ、出っ張っていない状態や他の人の状態を知らないので比較できない・・。
出っ張ていなくても出っ張っていても、骨盤底筋を鍛える運動はするべきだなと。
今後の尿もれ便もれ対策のためにも、やるにこしたことはないなと思います。
そしてマッサージすることによって血流が良くなり黒ずみの解消にも効果があるということなので、大いに期待。
たしかに、膣内を指でぐっぐっとやさしく押したあと、あたたく感じたりするので血流に良い影響がありそうです。
黒ずみが解消されたら、かなりうれしい・・。
会陰マッサージ、やってみると、そんなに抵抗感を感じることもなく続けられそうです。
黒すみ解消、骨盤底筋の弾力アップのため、そして骨盤内の臓器が落ちてきていないかの確認のためにも、大事なケアと心得て取り組もうと。
本の中では、時間がないときなどはオイルをまわりにかるくぬるだけでもいいとあるので、気軽な気持ちでも始めることが大切かなと思います。
注意事項として以下の点が記載されています。
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※妊娠している人は、かならず助産師さんやお医者さんなど、専門家と相談のうえで行うようにしてください。
※妊娠を希望している人は、排卵日前後には、オイルの使用は避け、潤滑剤なども慎重に選んだほうがいいでしょう。
※生理が始まってからの3日間や、熱がある、食欲がないなど、体調が思わしくないときは行わないでください。
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