正直に言う。若くありたい。

「せめて老化の速度を遅くしたいよね。」とか言いつつ、本心は老化、止めたい!

『見た目が若いは、武器になる。』を読むと若くあろうとすることへの後ろめたさが消えていく

time 2017/04/20

『見た目が若いは、武器になる。』を読むと若くあろうとすることへの後ろめたさが消えていく

八藤浩志(はっとう ひろし)さんの『見た目が若いは、武器になる。』を読んでみました。

Amazonのレビューが高評価なので気にとめたのがきっかけです。

著者はネイルサロンの代表をされているようなので、関係者が高評価のレビューを書いているのかな~と思ったり、よくある美魔女系の「読んでも読まなくても良かったかな。雑誌の特集で十分かな。」という内容だったら悲しいな~と思っていたのですが、男性であることに意外性を感じたのもあり買ってみました。

読み終わった結果、良かった!

若返りへの意識がポジティブになります。

具体的な方法が著者の取り組む意識とともに書かれていて、それが押しつけがましく感じず、「こんな方法でやって上手くいってますよ~!」とソフトでありながらも、そこに熱い信念が感じられて、触発されます。

「若くあることに、こだわっても良しだな」という、若くあろうとすることへの肯定感を持てました。

きっと、私は見た目にこだわることをどこか後ろめたく思うところがあったのかな~と思います。年相応を受け入れられていないのは現実を受け入れられない視野の狭さの一つでもあるかのような。

でも、もっと気軽に「見た目」が若く見えるって、そりゃ、いいさ!うれしいさ!と素直になれるといいますか。軽く「楽しい方がいいな!」という気分にしてもらいましたね。

著者が全エネルギーを注いで「若く見えることっていい!」って実践しまくっているのを読んでいると、「いいね!それ!」「私もそうしたいな!」とさわやかに言ってもいいなという気持ちに!
さらに、「若くありたい」と思いつつも、実際は老化のスピードをろくに遅らせることもできていない・・・と自分を振り返ってみたり。その程度の努力しかしていないくせに、「若さに固執する自分は見せたくない」とか思ってるなんて思いあがりだったわと。

楽しんで、全力で「若く見せるぞーーー!」って生活しようっ!て気持ちが持てました。
本の内容ですが、まず本の帯のコピーのいいですよ。
「若作りではなく、若返る。」

著者の八藤浩志(はっとう ひろし)さん、驚愕の52歳。

若さは肌だと思っている私は、この肌を維持している52歳男性に興味を持たずにはおれない!やっぱり本買っちゃいますよ!

本には若返りのための項目がスキルとして8つ書かれています。

8つのスキルそれぞれにさらに細かく著者が実践している具体的方法が書かれています。

美容法など、今までにいろいろ試したり見聞きしている人には、知っている内容も多いと思います。

「8時間ダイエット」や「白湯」や「質の良い睡眠」や「頭皮マッサージ」などなど、私も「聞いたことがある」や「私も意識している」、「以前取り組んでみた」ということも多かったです。

でもね、「なんだ、知ってることばかりだ」とならないところがこの本の魅力でした。

それらにきちんと取り組む著者の姿と意識を読んでいると「知っていると実行するは大違いだ」と実感します。

世の中には次々と新しいダイエット方法が登場していて、「どれが成功する方法なのか」というと、それらすべて「ちゃんと実行すれば、どの方法でも成功する」って言われてたりしますよね。

それと同じように、
美容に良いとされていることを知っていてもきちんと実行していないと、そりゃ結果は出ていないわな、と自分を反省。

著者の八藤さんは、美容や健康関連の本もたくさん読んで、サロンやジムなどにも取り組んで、若返りや健康のために費やした金額は、11年間でなんと1億円を超えるくらいとのこと!ひえ~!

もうね、それくらいの気合と継続力でやりこなしている人が・・・まるで親切なダイエット仲間のように「これ、良かったよ!こうやったらちゃんと結果でるわ!」と教えてくれている感じです。

「あー、その方法気になってたんだー、でもちゃんと真面目に取り組んで無かった~。私も今日からちゃんとやるわ!」みたいなノリで、やる気が出ます。
一度は聞いたことがある方法も多いと思うので、新しい方法、自分の知らない方法だけを求めている人には強くお勧めはできないかな。
とはいえ、この本で初めて知ることもありましたよ。

より具体的な方法や八籐さんの視点を教えてもらうことで、新たな発見になる部分もありましたしね。
一番「おお!やってみよっ!」となった具体的方法が
【自分の理想を体現している芸能人をピックアップして目標を設定する。】
です。「知ってるよ、やってるよ、より鮮明なイメージ化のために画像待ちうけにしてるよ~」って人も多いと思いますが!

ピックアップの条件がとても徹底的に具体的でした。

まず、同じ人種ですか?(外国人だとなろうとしてもなれないし!)や同じ髪型になれますか?そして肌の質感からファッションもしっかり見て研究すると!

ただ「この芸能人に憧れる、好き!」でピックアップしていたらだめだと。ほんとーに、「私、この人になる!」っていうくらいのものじゃなきゃってこと。

そうなるとね、もう、探すのが大変でしたよ。いないんじゃないかと思った・・。

でも、それくらいの画像を見つけたら「これっぽくなりたい」ではなくて「これに!まさにこれになる!」という気持ちが、湧いたのです。
この目標設定に限らず、八藤さんが若返りのためにされていることすべてに「具体的なイメージ」が貫かれているなと思いました。

なので、きっとこのイメージする力って、若返りのキモなんじゃないかと思います。

2回目、3回目くらいはちゃんと読んで、若返りのエッセンスを自分にインプットして生活に取り組みたいと思います。

ちょっと美容系の本でモチベーションアップを図りたいなぁって方に、おすすめです。

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